二重あごだけど、それほど太っていないという方はいらっしゃいませんか?二重あごになるにはいくつかの原因があり、それに応じたダイエットをしないと効率が悪いですよ。今回の記事では、二重あごになる原因とその解消法を紹介します。
二重あごとは?
二重あごというと、太っている人がなるイメージがあるかもしれませんが、それほど太っていない、むしろ痩せているのに二重あごという人もなかにはいらっしゃいます。
二重あごとは、あごの下に余分なお肉が付くことで、しわが寄ってあごが二段に分かれて見える状態のことを言います。
二重あごになる原因はなに?
皮二重あごになるのにはいくつか原因があります。
原因に応じた対処をしないと効率が悪いので、まずはなぜ二重あごになるのかを知ってくださいね。
太りすぎ
二重あごになるもっとも分かりやすい原因は、食べすぎて太ってしまい、顔周りにお肉がついているケースです。

ひどいケースになると、二重あごのシワの部分までなくなってしまい、顔全体がパンパンに膨らんだ状態になります。
あごが細い
最近の若い人は、昔の人と比べるとあごが細いとよくいわれます。
あごが細いとはどのような状態かというと、いわゆる頬の「えら」と呼ばれる部分に張りがなく、顔の下半分の幅が細いことをいいます。あごが細くなると、歯が口の中に収まりきらなくなって歯並びが悪くなったり、顎関節症になりやすくなったりするといったデメリットがあります。
あごが細くなる原因の一つとしては、昔の人ほど硬いものを食べなくなったからだという説があります。お肉など、柔らかいものが好まれるのもその要因となっているようです。
血行不良
私たちの身体の中で余分なお肉がつきやすいところを考えてみると、あごの下のほかに、二の腕(振りそでなんて言いますよね)やおしり、おなかや内ももといった場所が挙げられます。
そして、お肉がつきやすい場所に共通しているのが、血行が悪くなりやすいという点です。

あごの下や内ももなど、筋力の弱い場所や筋肉をあまり使っていない場所は、筋肉の収縮作用が少ないことから血行が悪くなります。
私たちの身体の基礎代謝は筋肉によっても左右されるため、筋肉量が少なくて血行が悪い場所には余分なお肉がつきやすくなってしまうというわけなのです。
不良姿勢
デスクワークなど長時間座ったままの姿勢でいると、骨盤が後ろに傾いて猫背ぎみになってきます。
猫背になると、顔の位置が前方にスライドしますよね。
頭は重いですから、それによって首や肩の筋肉が緊張することとなります。首や肩の筋肉が緊張すると、血管が圧迫されるので血行が悪くなります。つまり、不良姿勢も血行不良を起こし、結果として二重あごを助長してしまうのです。
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二重あご解消ダイエットのやり方!
それでは次に、二重あごダイエットのやり方について見ていきたいと思います。
原因別に紹介していきますので、あなたに合った二重あごダイエットを選んでくださいね。
糖質を制限する
まず、単純に太ってしまっていて二重あごになっている人におすすめの、二重あごダイエットから紹介します。太って二重あごになってしまっている人は、その最大の要因ともいえる糖質を制限することから始めましょう。

とはいうものの、糖質も三大栄養であってみれば、私たちの身体に必要なものでもあります。完全に糖質を摂らないのではなく、あくまでも必要以上に摂取している糖分を制限することを忘れないようにしてください。
表情筋を鍛える
あごが細くて二重あごになっている人によくみられるのが、表情筋の筋緊張です。
筋肉が緊張すると血行が悪くなるため、顔全体がむくんでしまいます。

特にあご周りの筋肉が緊張すると、二重あごや顎関節症の遠因となってしまいます。表情筋を鍛える簡単な方法としては、口を大きく「あいうえお」の形に開くあいうえお体操がおすすめです。
よく噛んで食べる
「固いものを食べるとあごがすぐに疲れる」という方は、二重あご予備軍です(もしくはすでに二重あごになっているかも)。
私たちが食べ物を食べるときに使う筋肉のことを「咀嚼筋」などと言い、代表的なのが「咬筋(こうきん)」と呼ばれる筋肉です。咬筋をしっかりと使うことであご周りの血流を改善し、余分なお肉がたまるのを予防するようにしましょう。
整体を受ける
デスクワークなどで姿勢が悪くなっている自覚のある人は、整体院で骨盤の後傾を直してもらうのとあわせて、あご周りの筋肉を緩めてもらうとよいでしょう。
ただし、整体は民間の資格であるため、施術をする人によって専門知識の量もさまざまですし、技術力もバラバラです。地域で評判のよい整体院や、長く営業して地元に根付いている整体院を選ぶとよいでしょう。
二重あごを解消するダイエット!必要な2つの事とは?のまとめ
二重あごダイエットについて見てきましたが、いかがだったでしょうか。太っていないのに二重あごになっているという方は、もしかしたら不良姿勢が原因となっているのかもしれませんよ。猫背になっていいことは何もないので、二重あごといっしょに姿勢も改善しましょう!