午後6時以降食べないダイエットって本当に痩せられるものなのでしょうか?芸能人や歌手の人が大幅な減量に成功したとして話題になって、午後6時以降食べないダイエットですが、中には効果がなかったという人もいらっしゃるようです。今回の記事では、午後6時以降食べないダイエットで確実に痩せるためのコツと、おこなう際の注意点を紹介したいと思います。
午後6時以降食べないダイエットってなに?
午後6時以降食べないダイエットは、若い女性を中心に人気の歌手である西野カナさんや、その他多くのタレントさんが大幅な体重減に成功したダイエットとして、テレビや雑誌で注目を浴びたダイエット法です。
単純に夜は早い時間に食べることで、夜間に食物を摂取しないことでダイエット効果が期待できます。また、朝まで食べないことによって、食事と食事の間のインターバルができます。
そうすることで寝ている間に胃腸が休まることで痩せられるという効果もあるのです。午後6時以降食べないダイエットは、いろんな観点からそのダイエット効果が期待されているのです。
午後6時以降食べないダイエットのメリット
巷にダイエット法は星の数ほどありますが、午後6時以降食べないダイエットを選択することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
・痩せやすい
午後6時以降食べないダイエットの特徴は、痩せやすいということです。これに関しては、午後6時以降食べないダイエットでなぜ痩せられるのかという項で詳しく説明します。
・胃腸を休められる
ダイエットもそうですし、生活習慣病の予防でもそうですが、基本的に寝る前の3時間以内に食事を終えておくのが重要だといわれています。

寝る直前まで食事をしていると、胃腸を休めることができないため、睡眠の質が低下してしまいます。結果として身体の回復力が低下し、痩せにくい体質になったり、生活習慣病になりやすくなったりするのです。
午後6時以降食べないダイエットは、その名の通り午後6時には食事を終えて、夜間は胃腸や肝臓、すい臓といった臓器をを休ませることが可能です。それによって、消化や吸収能力が高まり、ダイエットにつながるという訳です。
午後6時以降食べないダイエットで痩せられる理由
それでは次に、午後6時以降食べないダイエットでなぜ痩せられるのかについて見ていきたいと思います。単に食事量が減るだけではなくて、もっと意外な理由があるんですよ。
・食事量をコントロールできる
一般的に、朝ごはんと昼ごはん、そして晩ご飯とを比較した場合、多くの方は晩ご飯をもっともたくさん食べるのではないでしょうか。また、カロリーの高いメニューも、晩ご飯が多い傾向があると思います。
簡単な例を挙げるなら、ファミリーレストランのメニューをイメージしてもらうと分かりやすいと思います。モーニングステーキなんてメニューは通常ありませんし、ディナータイムに目玉焼きとトーストのセットといったメニューも見かけないことでしょう。
いつの頃からこのようになったのかは不明ですが、明治維新から高度経済成長を経て、それまでの1日2食生活から1日3食の生活へ、そしてカロリーの高い欧米化した食習慣へと変化したことは間違いありません。
また、夜はお酒を飲むというような人の場合、お酒を飲みながらつい、ダラダラと長時間食べてしまい、それが太ってしまう原因になることもあります。
午後6時以降食べないダイエットをすることによって、食事量をコントロールしたり、ダラダラ食べをやめたりといったことで、自然と減量が可能となるのです。

・体内時計に合ったダイエット法である
みなさんは「BMAL1」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ダイエットに詳しい方なら、耳にしたことがあるかもしれませんね。
BMAL1は、体内にあるタンパク質の一種で、体内時計を調整したり、脂肪を蓄えたりする働きがあるとされています。なにやら難しそうな話ですが、ごくごく簡単に言うと、夜食べると太りやすいということです。
午後6時以降食べないダイエットで痩せられる理由は、食事量を減らすだけではなく、そもそも太りやすい時間帯に食事をしないからなのです。
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午後6時以降食べないダイエットを効果的におこなう方法
午後6時以降食べないダイエットは、その名の通り午後6時以降に食事をしないダイエット法ですが、午後6時以降に食べなければあとは何をしていいという訳ではありません。
・食後30分以内に運動をおこなう
午後6時以降食べないダイエットで痩せられた芸能人やモデルさんは、食後30分以内の運動を欠かさなかったそうです。そうすることによって、血糖値の上昇を抑えられるからということです。
血糖値が上昇すると、すい臓からインスリンが分泌されて、糖を分解することで私たちの活動エネルギーに変えてくれます。
ただ、急激に血糖値が上昇してしまうと、インスリンの分解が追い付かなくなってしまいます。分解しきれなかった糖分は、脂肪として体内に蓄えられてしまうのです。
午後6時以降食べないダイエットをするときに、食後30分以内に運動をすることで、血糖値の急激な上昇を妨げ、脂肪が付きにくくなるということなのです。

・晩ご飯は野菜を中心にする
朝ご飯や昼ごはんももちろん野菜中心にした方がよいのですが、特に脂肪が付きやすい夜には、野菜を中心としたメニューにすることが重要です
また、食事の際には野菜から先に食べることも重要です。野菜を最初に食べることでお腹がいっぱいになりやすくして、結果的に食事全体の量を抑えることが可能です。
さらに、野菜を最初に食べることは血糖値の急激な上昇を抑えてくれます。野菜からタンパク質、そして炭水化物(糖質)という順番で食べるようにするとよいでしょう。
午後6時以降食べないダイエットをする際の注意点!
午後6時以降食べないダイエットは、以上のようなことに気をつけておこなうだけです。それほど難しいダイエット法ではありませんが、念のために注意点をあげるとするなら以下のようなことがあります。
・食べすぎに注意
午後6時以降食べないダイエットをするときには、食べすぎに注意しましょう。午後6時以降食べられないからといって、その分朝ご飯や昼ごはんをガッツリ食べていたのではダイエット効果が減少してしまいます。
午後6時以降食べないダイエットをするときには、1日に摂取する目安のカロリーを計算して、お昼を食べすぎたなと思ったら、晩ご飯で調整するようにしましょう。

・栄養バランスに気をつける
なにかを制限したり食事量を減らしたりするダイエットをおこなう際、もっとも重要なのが栄養バランスに留意することです。単に食事の量を減らすだけでは、必要な栄養素が賄えない可能性があります。
特に、現代人に絶対的に不足しているとされるビタミンとミネラルの摂取は欠かさないように心がけましょう。ビタミンやミネラルは野菜や果物に多く含まれているので、積極的に野菜や果物を摂るようにしましょう。
・炭水化物を摂りすぎないように!
炭水化物(糖質)は脂肪の原因となるので、午後6時以降食べないダイエットをする場合にも摂りすぎないように気をつけましょう。
適度な運動も忘れずに!
午後6時以降食べないダイエットは確実に痩せられる?コツと注意点をご紹介!のまとめ
午後6時以降食べないダイエットに成功した人の体験談を見ていると、食事制限とあわせて必ず運動もおこなっています。結局のところ、ダイエットをするためには食事制限だけではなく、運動も必要だということですね。ウォーキング程度でも構わないので、日頃から身体を動かす時間を少しでも設けましょう。奏することで、徐々に「痩せ体質」になっていきますよ。