桜茶は食欲を減退させるなど、ダイエットに嬉しい効果が期待できる飲み物です。また特に美肌を目指す女性に注目していただきたいのは抗糖化作用。これらの桜茶効果について詳しくご紹介していきます。日本人の文化に根付いた桜を愛で、お茶として楽しむ風流さは、ダイエット中の心にリラックス効果を与えてくれそうです。紅茶や緑茶とも簡単にブレンドすることができますので、ぜひ試してみて下さいね。
1.桜茶とは
桜茶とは、桜の花を塩漬けにしたものに、お湯を注ぐ飲み物です。春の風物詩として、そして結納のアイテムとしても知られているかと思います。
桜茶は、味よりも見た目を楽しむというイメージが強く、外国の方をおもてなしする際にも使用される日本の心意気が表れたお茶でもあります。
結納や出産祝いなどおめでたい席にも欠かせないものですが、花開くという言葉・通常のお茶のようにこす作業がない(こさない)ため、とても縁起が良いとされています。
透明なお湯に開く桜の花が魅力の桜茶ですが、最近では紅茶や緑茶に桜をブレンドしたものも販売されており、フレーバーティーの一種としても親しまれています。

2.桜茶のカロリーは?
桜の塩漬けをお湯で開かせたタイプの桜茶には、カロリーはほとんどありません。
ほぼ白湯なので、ゼロキロカロリーと考えて良いでしょう。
また、紅茶などの桜をブレンドしたタイプの桜でも、砂糖などを入れていなければカロリーはありません。
桜の塩漬けに含まれる塩分は存在していますが、そちらもさほど気にする必要はないです。
3.桜茶にはいろいろな効能が
抗糖化作用
糖化作用とは、身体の中で、糖とタンパク質が結合して起こる現象のことです。
糖化作用はお肌のたるみの原因にもなってしまいます。健康的にダイエットを行う際、美肌の大敵になるのです。
抗糖化作用が含まれる桜茶でそれらをしっかり対処するようにしましょう。

リラックス効果
桜茶に使用する桜の花の塩漬けですが、桜の花や葉を塩漬けにすると「クマリン」という成分が作られます。
このクマリンは桜のやさしい香りの元なのですが、リラックス効果があることが報告されています。
ストレスの多い生活を送っているという方や、ダイエットそのものがストレスになっているとい方は、休憩時間などに桜茶を飲んでいただければ、クマリンのリラックス効果で心を落ち着けることができます。
イライラせず、ダイエットを継続的に行うためにも、身体を思いやることも大切です。

暖かいお茶で代謝アップ
桜の香りがついた白湯である桜茶を飲めば、身体が温まり、代謝が上がる効果が期待できます。
痩せやすい身体作りを目指すためにも、代謝を上げることは重要です。
リラックス効果のあるクマリンと白湯で、心にゆとりを持ち、代謝アップを目指しましょう。
食欲抑制
桜茶の香りには、食欲を抑える効果があります。
食べたいという欲求をリラックス効果で抑えて、食べ過ぎを防止することができるのです。
小腹が空いてしまった際、おやつなどの間食はせずに桜茶をゆっくりと味わいながら飲んでみましょう。
咳にも効果があります
桜茶には鎮静効果や解毒効果があり、咳に効果があることで知られています。
喉に潤いを与えてくれる桜茶は、普段の飲料用としてもおすすめです。
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4.桜茶をブレンド!
桜茶は他のお茶と簡単にブレンドすることができます。
緑茶や紅茶など、それぞれの飲み物に含まれるダイエット効果を一緒に享受することができるのです。
今回は桜茶と紅茶をブレンドするレシピをご紹介しますので、ぜひ試してみて下さい。
桜紅茶

材料
- 桜茶(桜の塩漬け) 1杯分
- 紅茶(ダージリン) 1パック
- お湯 200cc
作り方
- マグカップに分量外のお湯をいれて、温めておきます
- マグカップが温まったら中のお湯を捨て、桜の塩漬けを入れます
- 紅茶のティーパックを入れてからお湯を注ぎます
- 蓋をして3分待てば完成です
マグカップをしっかりと温めておくことで桜の香りがより強くなり、花も綺麗に開きます。
紅茶は今回ダージリンを使用しましたが、オレンジペコなどもおすすめです。
反対に、アールグレイやフルーツティーなどのフレーバーティーは、桜茶とのブレンドにはあまり向いていません。
あまり香りの強くない紅茶を使用するようにしてください。また、緑茶に変えても美味しく頂くことができますよ。
桜茶の抗糖化作用ですっきり美肌ダイエット!のまとめ
おめでたい席に欠かせない桜茶はとても風流なお茶ですが、リラックス効果や食欲抑制効果などダイエットにうれしい効果のあるお茶でもあります。目でも楽しめる桜茶は紅茶をや緑茶とのブレンドも可能ですので、お好きなお茶とブレンドし、さらにダイエット効果を高めることもできます。予め、桜と紅茶をブレンドしてあるお茶も販売されていますので、おいしい桜茶を是非、ダイエット中のリラックスタイムに取り入れてみてください。