本格的な断食法とその効果とは?ダイエットにも使える?


本格的な断食でダイエットは可能なのでしょうか?もちろん、続く続かないはあると思いますがその方法や、効果についてみていきたいと思います。

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ダイエット法として有名なプチ断食という方法がありますが、断食とは異なっていて、長期間にわたって食事を絶つことはありません。では、本格的な断食とはどのようなものを指すのでしょう。また、ダイエット効果は期待できるのでしょうか。

断食とは?

断食とはその名の通り、食を断つことを言います。基本的には一定の期間、何も口にしなかったり、あるいは特定のものを口にしなかったりする方法がとられます。日本だけでなく世界中でおこなわれているそうです。

・宗教的な断食

断食というと、宗教的な儀式や修行をイメージされることもあるのではないでしょうか。日本でも、比叡山でおこなわれる千日回峰行などはよく知られていますよね。

千日回峰行といっても、千日間ぶっ続けておこなうわけではなく、7年間にわたっておこなわれます。行を開始してから3年目までは、1日に30kmの距離を毎年100日間歩きます。

歩くといってもハイキングやウォーキングとは異なり、起伏のある険しい山中を歩くのです。その途中々々で礼拝をする場所があり、その数は260か所にも及んでいるということです。

4年目に入ると30kmの距離を年間に200日歩くことが求められます。5年目も同様に、30kmの道程を200日間、ここまでで回峰行の開始から700日を経過することとなります。

しかもこの700日間を経過したのち、9日間にわたって不眠・不臥・断食・断水をしながら真言を唱え続けるということです。食事と小用以外は休むことも座る事の許されないという厳しさだそうです。

このような断食はもっとも過酷な例ですが、敬虔なイスラム教徒にはラマダンといって、やはり一定の期間断食をおこないます。このように、そもそもは断食には宗教的な側面があったということです。

・宗教以外の断食

断食という言葉が一般的にもよく聞かれるようになったのは、健康法としての断食が登場したことが大きいのではないでしょうか。病気の改善を目的として行われる食餌療法(食事療法)にも、断食を取り入れることがあるそうです。

その他には、ハンガーストライキといって、ある主義や主張をする際に断食をおこなうこともあります。最近ではダイエットを目的として断食をおこなうようなケースも多々あります。

断食の目的とは?

断食をおこなうきっかけは人それぞれだと思いますが、では、どのような目的があって断食をすることが考えられるのでしょうか。

・精神的修養のため

おもに宗教界で見られる断食は、おもに精神的な面が動機となっていることが多いようです。この精神的な理由による断食の歴史は古く、紀元前からその風習があったとされています。

旧約聖書の登場人物であるモーゼは、神の山にいる間の40日間、食を断ったということが出エジプト記に書かれています。

キリスト正教会では断食を単なる刻苦ではなく、普段の不摂生を認識する手段として用いているということです。イスラム教の断食では、神によって多くの罪から救済されることが目的となっているそうです。

仏教においては瞑想にともなって断食をすることがあり、それによって五感を研ぎ澄ますことが可能となるといわれています。このように、宗教における断食には肉体的な効果よりも、精神的な効果を求めておこなわれるケースが多くみられます。

・食べることへの強制から逃れるため

飽食の現代、3度の食事をとるのが当たり前と考える人が大多数ですが、中には食べることから逃れたいと考える人も一定数存在しています。

子供のころから母親が作ってくれる食事な反発し、「おいしい?おいしい?」と聞かれるのが嫌で仕方がなかったという女性がいます。その人は独立してから食への強制から逃れ、心身ともに快適な日常を過ごしているということです。

また、食べること自体に興味が持てず、食事の時間が人生においてロスであると考える男性もいます。食事はサプリメント中心で5分以内に済ませる。その分を自分の好きなことに充てるということです。

・痩せるため

現代ではダイエットのために断食を取り入れることもよくあります。週末だけおこなうプチ断食はその最たるものですが、おもな目的は体重を減らすこととなっています。

特に日本人は痩せることに対する執着が強く、ダイエット関連の本は必ず売れるとされており、インターネットを見てもダイエット記事がこれでもかというほど存在します。

食べないというのはもっとも簡単に体重を減らす方法ではありますが、人によっては逆に体調不良を招いてしまうことにもなりかねませんし、リバウンドをしてしまう危険性もあり、諸刃の剣とも言えそうですね。

本格的な断食とは?

なにをもって本格的な断食とするかは難しいところですが、個人でおこなうではなく指導者のもとおこなう断食を本格的とする場合、以下のような断食法が考えられます。

・断食道場でおこなう方法

断食道場とは、何日か泊まりこみで断食をおこなう施設であり、専門家の指導でおこなうことを特徴としています。施設はいろいろで、携帯電話の持ち込みや無断外出が禁止されていて、部屋の清掃や選択も自分でおこなうといった、比較的厳しいところもあります。

反対に、温泉やマッサージなどがついた、ちょっとしたリゾート感覚でおこなえる施設もあり、女性を中心に人気となっているようです。中には、ダイビング体験を売りにしている施設もあり、こうなってくると当初の目的を見失ってしまいそうな気がしなくもありません。

・医師の指導のもとでおこなう断食

断食のデメリットとしては、体調を崩したりリバウンドをしたりといったことがあげられます。そのようなリスクを避けるため、医師の指導のもとで断食をおこなうという方法もあります。

断食の効果については医師の間でも見解が分かれているため、すべての病院で断食療法がおこなわれている訳ではありません。断食療法をおこなっている病院では、断食には毒素排出(デトックス)効果や脂肪燃焼効果、免疫力の向上や内臓の回復といった効果が得られるとしています。

医師の指導のもとでおこなう断食療法をおこなった場合、頭痛や肩こりの解消、下痢や便秘といった排便障害、アレルギーや婦人科系の疾患など、さまざまな症状の改善が期待されるということです。

・断食のやり方

断食道場でおこなう断食も、病院でおこなう断食も共通しているのは、単に食事を断つことではないということです。いきなり食事を抜いてしまっては、脳が危機感を覚えてしまうこととなるので、徐々に食事を減らしていくことが断食療法のポイントとなっています。

断食によってどれくらいの効果を得たいのかによっても変わってきますが、6日間の断食をおこなう場合には、10日間にわたって食事をコントロールするようなことが多いようです。

まずは自宅での食事を普段の8割から5割に減らしていき、その上で入院なり入所します。1日目の朝はおかゆなどの軽い食事を摂り、お昼は主湯といった具合に固形物を摂らないようにします。

2日目からいよいよ断食を開始します。断食期間中は基本的に水のみで過ごしますが、断食法によっては特定のものを食べてもいいとする場合もあります。

断食期間が終わると次に、回復食の期間になります。断食期間中はエネルギー不足の状態になっているため、いきなり通常の食事に戻すとリバウンドしてしまうからです。

断食後3日間かけて主湯から始まりおかゆへと移行し、少しずつタンパク質を摂取するようにしていきます。流れ的にはちょうど離乳食のような感じですね。回復期を終えたら通常の食事を普段の5割から8割の量でとります。

胃腸が疲れている人は検討してみては?

本格的な断食法とその効果とは?ダイエットにも使える?のまとめ

本格的な断食についてとりあげましたが、いかがだったでしょうか。日本では飽食といわれて久しいですが、普段から暴飲暴食をしている人や、食について見つめなおしてみたい人は、一度本格的な断食を経験してみるのもいいかもしれませんね。

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