大麦ダイエットのすごい効果と簡単なやり方!


大麦ダイエットは、小麦と違ってグルテンが含まれていない大麦を利用し、その豊富な食物繊維や栄養素をダイエットに利用する方法です。大麦というとビールの原料となることでも有名な穀物ですが、現在そのダイエット効果が期待されているのです。今回は大麦について、知識とダイエットのやり方など詳しく説明していきます。

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大麦ってどんな植物?

大麦ダイエットについて説明する前に、まずは大麦とはどのような植物なのか、そしてどんな特徴があるのかについて見ていきたいと思います。

イネ科の植物

大麦は、お米や小麦と同じくイネ科の植物です。また、キビやアワ、ヒエといった雑穀やトウモロコシなどのイネ科の植物に含まれるということです。

イネ科の植物は多種多様で、8000種類にもわたる植物があると言われています。さまざまな土地に適応して世界中でみられますが、特に草原はイネ科の植物から構成されていることが多いそうです。

・世界最古の作物

大麦は、小麦と同じく世界でも最古の作物であると考えられています。かのツタンカーメン王の棺から大麦が見つかっていることから、少なくとも五千年前には食べられていたのではないかということです。

日本には弥生時代に中国から伝わったと考えられており、奈良時代になると主要な食物として食べられていたとされています。また、小麦よりも大麦の方が先に伝わったということです。

・食物繊維が豊富

大麦の特徴としてはまず、食物繊維が豊富に含まれていることがあげられます。日本人の主食でもある白米と比べた場合、大麦の食物繊維含有量は白米のおよそ10倍にもなるということです。

食物繊維には水溶性(水に溶ける)の食物繊維と、不溶性(水に溶けない)の食物繊維があります。一般的に植物には不溶性の食物繊維が多く含まれているものなのですが、大麦は水溶性の食物繊維と不溶性の食物繊維をバランスよく含んでいるという特徴があります

・グルテンが含まれていない

小麦と違って大麦にはグルテンと呼ばれる物質が含まれていません。グルテンにはパンを膨らますような働きがあるので、大麦でパンを作ったとしても膨らまずにパサパサとしたパンになってしまいます。

大麦の種類について

大麦には、大きく分けてもち麦と押し麦の2種類があります。お米にももち米とうるち米があるように、大麦にも、もち性の高いもち麦と、うるち性の高い押し麦があるということなのです。

もち麦と押し麦の両方ともヘルシーな食品なのですが、特にダイエットをする際に注目されているのはもち麦の方です

▼うるち米から作られたビーフンのダイエット効果については以下にまとめてあります。

ビーフンでダイエット!炭水化物だけど血糖値が上がりにくい!

大麦がダイエットに適している理由とは?

大麦には大きく分けてもち麦と押し麦があるということでしたが、ダイエットにはもち麦を用いた方が効果的だということです。その理由は何なのでしょうか?

大麦ダイエットの効果①「ヤセ菌が増える」

人間の腸内には、ヤセ菌とデブ菌といわれる細菌が住んでいます。もちろん、正式名称ではなくて、それぞれ「バクテロイドス門」「ファーミキューテス門」に属する細菌です。

同じだけの量を食べても太ってしまう人と太りにくい人とがいるのは、腸内にどちらの細菌が多いのかが関係していることが分かってきています。

大麦に含まれている水溶性の食物繊維には、デブ菌を減らす効果が期待されているそうです。特にもち麦には、ごぼうの4倍もの水溶性の食物繊維が含まれていることから、効果的にダイエットができるということなのです。

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大麦ダイエットの効果②「満腹感を高める」

大麦に含まれている食物繊維には水溶性の食物繊維と不溶性の食物繊維があるということでしたが、不溶性の食物繊維は胃の中で溶けずに水分を吸収して膨らみます

押し麦は裸麦をローラーで押しつぶして扁平な形にしたものですが、それを行う事で水分の吸収率を高め、料理に用いやすくしているそうです。

水分の吸収率が高い大麦を食べることによって、胃の中で不溶性の食物繊維が膨張します。それによって満腹感が高まり、結果として食べる量を減らすことが可能なのです。

また、もち麦はその名の通りモチモチとした食感と、噛んだときにプチプチとした歯ごたえがあることから、しっかりと噛むことで時間をかけて食事をすることになります。

時間をかけて食事をすれば満腹中枢が刺激されることとなりますので、やはり食べすぎを防ぐことが可能となります。

さらに、よく噛んで食べることで唾液の分泌を促し、唾液に含まれている消化酵素によって食べ物が消化されやすい状態にしてくれます

大麦ダイエットの効果③「便秘の解消につながる」

大麦には豊富な食物繊維が含まれているということでしたが、食物繊維は便秘の人にとって強い味方となってくれます。

便秘は単に不快であるだけでなく、さまざまな疾患のリスクファクターとなることも分かっています。健康的にダイエットをする上でも大麦はすぐれた食品であると言えます

大麦ダイエットの効果④「糖質の吸収を妨げる」

大麦は一般的に植物と異なり、不溶性の食物繊維だけでなく水溶性の食物繊維もバランスよく含んでいます。特にもち麦には、水溶性食物繊維の一種であるβ-グルカンが豊富に含まれています。

β-グルカンは体内でゼリー状になることで糖質の吸収を妨げてくれるということです。

近年では、カロリーより、糖質が脂肪の原因となることがわかっています。体内に糖質が入ると血糖値が上昇しますが、血糖値が上昇すると膵臓からインスリンが分泌され、糖質を分解してエネルギーに変えようとします。

ところが、血糖値の上昇が急であったり、糖質の量が多かったりすると、インスリンによる分解が追い付かなくなり、結果として脂肪という形で体内に蓄えられてしまうのです

痩せるためにはまず、これ以上に脂肪を増やさないことが大前提となります。そういった意味でも、大麦ダイエットはおすすめの方法と言えるのです。

大麦ダイエットのやり方

大麦ダイエットのやり方は簡単で、普段食べているご飯に大麦を混ぜて炊くだけです。ダイエットをするのであれば、もち麦が特におすすめですよ。

ダイエットというと炭水化物抜きダイエットや糖質制限ダイエットが主流ですが、ご飯が大好きという人にとってはつらいダイエット法ですよね。もち麦はご飯を食べながらダイエット効果が得られますので、おすすめです。

大麦ダイエットの注意点!

大麦ダイエットに限ったことではありませんが、いくらご飯よりも太りにくいからと言って食べすぎるのはNGです。お茶碗によそった分量以上に食べないように心がけましょう。

また、大麦ダイエットも他のダイエット法もそうですが、食べて痩せるなどということはありません。食べれば太るのはあたり前ですし、これは進化の歴史の成果でもあるのです。

大麦ダイエットは食べることによって痩せるのではなく、太りにくくすること、そして太りにくい体質を手に入れることが目的だということを忘れないようにしましょう

そのため、大麦ダイエットは長期間にわたっておこなうことが重要です。即効性のある減量法ではありませんが、体質を改善することで徐々にヤセ体質になっていくと思いますよ

大麦ダイエットのすごい効果と簡単なやり方!のまとめ

人間にとって食べるという行為は、単に飢えを満たすだけの手段のみならず、人生の楽しみの一つでもあります。食べるのが好きな人にとっては、大麦ダイエットはおすすめの方法です。体重がどんっと落ちるようなダイエット法ではありませんが、長期間行うことによって健康だけでなく太りにくい体を手に入れることができます。

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