薄いフランスパンをカリカリに焼いてバターや砂糖などで味付けしたラスク…。あまったフランスパンで作られる物ばかりではなく、ラスクを作るためにフランスパンから作るようなこだわりの逸品も登場しているラスクは、おやつの王道でもあります。味もプレーンなものから、チョコレートやアーモンド、キャラメル、甘くないものまで実に様々です。ダイエット中でも、気をつければ食べられるラスクをご紹介します。
1.ラスクって?
ラスクは、ビスケットの一種…。パン屋さんなどで売られているので菓子パンのような印象も受けますがれっきとしたお菓子なのです。
パンを二度焼きして味をつけられたもので、フランスパンや食パンをベースに作られています。
二度焼きするので、固い触感になりパンのようなフワフワしたものではありません。カリカリに焼くことで水分が少なくなるため、長期保存可能です。
バターシュガーやチョコレートなどの甘いものから、チーズやガーリックなどのしょっぱい味のものまで実に様々なフレーバーがあり、おやつとしてもおつまみとしても人気があります。
2.ラスクのカロリーは?
さて、気になるラスクのカロリーですがプレーンなバターシュガー味のものだと、100gあたり387キロカロリーです。ラスク1枚が15gだとすると1枚あたり58キロカロリーです。
チョコレートやキャラメルをコーティングをしたものになると、もう少し高カロリーになります。
ラスクには、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、ビタミンK、ナイアシン、パントテン酸、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、セレン、モリブデンなどの栄養素が含まれています。
3.ダイエット中のおやつにオススメする理由とコツ
・腹持ちがよい
ラスクはカロリーも高く糖質も多く含まれています。ですが、炭水化物で甘味もあるため腹持ちもよいのです。
固いお菓子なので、良くかんで食べる必要があるため少量でも満足しやすいお菓子でもあります。
・ストレス軽減

人の脳は甘い物を食べると幸せを感じる脳内物質をだしているそうです。
つまり、甘いラスクにはストレスを減らし心を穏やかにする効果があるといえます。
もちろん食べすぎはよくありませんが、時には甘い物を食べるのもダイエットを継続するためには必要なことなのです。
・ラスクをダイエット中に食べるときのコツ
ラスクを食べるときには単体ではなく、紅茶やコーヒーなどと一緒に食べることをオススメします。
水分を一緒にとることでより満足感を得やすくなります。
・食物繊維を一緒にとる
高カロリーで糖質も多いラスク…食べる時には、食物繊維を含んだ野菜などと一緒に食べることをオススメします。
食物繊維は、食後の血糖値の上昇を抑えて太りにくくしてくれます。
ラスクだけでは不足するビタミンやミネラルを補うためにも野菜を一緒にとるのがオススメです。
・注意ポイント

ラスクはついつい食べ過ぎてしまうお菓子でもあります。
サクサクの食感とあまじょっぱさでいくらでも食べられるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、食べ過ぎは禁物…カロリーも糖質も多いので食べ過ぎてしまうと太ってしまいます。
また、合わせるお茶やコーヒーには甘さを足さないように工夫しましょう。
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4.あまったパンで作る!簡単ラスク
あまったパンでラスクは手作りできます。自宅で作ればダイエットに適した糖分を選ぶことができるので、自作もオススメです。
・プレーンラスク
材料
フランスパン 15センチ程度or食パン 4枚 バター 50g 甜菜糖 30g 蜂蜜 大さじ1
作り方
- フランスパンを1センチの厚さにカットする
- バターをレンジで溶かして甜菜糖と蜂蜜を加えてよく混ぜる
- お皿に②をひいて、カットしたフランスパンの両面をひたす
- 230度のオーブンで10分程度、焼き色がつくまで焼いてからしっかり覚ます
エネルギー代謝がよく、お腹に優しいオリゴ糖を含む甜菜糖と蜂蜜を使ったプレーンラスクです。フランスパンではなく、食パンでも同じ容量で作ることができます。
バターは有塩のものを使ってあまじょっぱい味に仕上げましょう。レモン汁を加えると爽やかさがあるラスクになりますよ。
さっぱりとした甘みなので、コーヒーや紅茶はもちろん緑茶ともとても相性がよいラスクに仕上がります。
▼他にも!シュークリームなどを手作りしてダイエット中の間食にするのもおすすめですよ。
ダイエット中のおやつにもオススメ!ラスクをご紹介!!のまとめ
ラスクはあまった食パンやフランスパンで簡単に手作りすることができます。食べ応えもありお茶やコーヒーとの相性も良いおやつです。カロリーや糖質はありますが、腹持ちが良いのでたくさんの量を食べないように気をつければ、ダイエット中に食べていただけます。元はパンですから、朝食代わりにもできます。フルーツや野菜など、食物繊維を合わせて取るなど工夫をして食べるようにしましょう。手作りであれば、甜菜糖やはちみつなどを使ってより優しいメニューにすることもできます。