麦ごはんをご紹介します。芸能人が取り入れたことでも話題の麦ごはんダイエットですが、麦とはいうものの炭水化物でダイエットなんて…と思ってしまいますよね。確かに麦は穀物ですから炭水化物が多く含まれています。ですが麦には、食感繊維などがたっぷり含まれている上に白米より低カロリーなのです。
1.麦ごはんのカロリーや栄養価は?
麦ごはんのカロリーは、100gあたり159キロカロリーです。お茶碗一善分が160gなので、お茶碗一杯で225キロカロリーです。
麦ごはんには、
ビタミンB1、ビタミンB6、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、カリウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、モリブデン
などが含まれています。
そして上記以外にも食物繊維が多く含まれているという特徴があります。
2.麦ごはんがダイエットにオススメできる理由
・水溶性食物繊維のパワー
水溶性食物繊維は、その名のとおり水に溶ける食物繊維です。
水溶性食物繊維は、大麦に多く含まれており水に溶けるとゲル状になってゆっくりと吸収されます。この効果が、血糖値の急激な上昇を抑えるとともに、便秘解消にも役だってくれます。

そして水溶性食物繊維記腸内細菌のエサになって善玉菌を増やしてくれます。腸内環境を改善し、便秘や下痢を防いでくれるのです。
ダイエット中は食生活の変化が原因で、便秘になりやすい時期でもあります。便秘は身体にもダイエットにもよくありません。
主食からしっかり食物繊維がとれるのは嬉しいですね。
・低カロリー
麦ごはんは白米より低カロリーです。主食を麦ごはんにかえるだけでカロリーカットできますよ。
・咀嚼回数が殖える
麦ごはんを食べたことがある方はもうご存知だと思いますが、麦ごはんはプチプチとした独特の触感があります。
この触感のおかげで、咀嚼回数が増えて少量でも満腹になりやすいという特徴があります。
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3.麦ごはんダイエットのやり方は?
・続けられるものを選びましょう
麦ごはんと一言で言っても種類がたくさんあります。もちもちとしておいしいもち麦や水溶性食物繊維が豊富な大麦などがスーパーで販売されています。
それぞれに味の癖や食感に違いがありますから、長く続けられるように一番自分の口に合うものを選びましょう。
白米と麦を混ぜて炊くという方法もあります。この場合は少しずつ麦の分量を多くしてみてもいいかもしれません。
とにかく無理せずに続けるのが一番です
・続けることがポイントです
麦ごはんダイエットのポイントは即効性を求めずに気長に続けることです。
急激に痩せるダイエットは体に良くありませんし、リバウンドの危険もあります。
1週間!1か月という単位ではなく、3か月や半年という長い期間を設定して毎日麦ごはんを食べるようにしましょう。
焦りは禁物ですよ。
▼半年(6ヶ月)かけてダイエットを行うとリバウンドの確立がとても低くなります!
・置き換えがオススメ
主食の白米を麦ごはんに置き換えるか、白米に麦を混ぜて炊くのがオススメです。
おかずはタンパク質とビタミンが撮れるお肉や野菜を食べてしっかりと栄養補給をしましょう。
4.麦ごはんのおいしいレシピ!
もち麦なら白米の感覚で食べることも出来ますが、大麦は食感に癖があるので少し苦手という方もいらっしゃるかと思います。
その食感と癖を生かしたレシピをご紹介します。
パラパラでおいしい!麦ごはんのチャーハン

材料
麦ごはん 150g 卵 2個 ごま油大さじ2 レタス 1枚 魚肉ソーセージ 2分の1本 ネギ 30g 中華だしの素 小さじ1 醤油 小さじ1 塩こしょう 小さじ1
作り方
① 麦ごはんに卵と大さじ1杯のごま油を混ぜておく、魚肉ソーセージは細かく切る、レタスは一口大に手で千切る、ネギは細かく切る
② フライパンにごま油をしいて、煙が出るまであたためる
③ ②のフライパンに①のごはんを一気に入れて素早くかき混ぜる
④ 卵に火が通ったら、魚肉ソーセージ、レタスを加える
④ 具材に火が通ったところで、中華だしの素、醤油、塩こしょうを加えて更に混ぜる
⑤ 皿に持ってからネギをのせて完成
麦ごはんのチャーハンです。え?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、麦ごはんのプチプチした食感がチャーハンにぴったりです。
とても香ばしいので、ごま油の香りとも相性がいいですよ。
先に麦ごはんと卵を混ぜておくことで、パラパラのチャーハンになります。しっかりとフライパンを温めて一気にいれるのがコツです。
少し派手に音がしますが、強火で加熱してくださいね。
レタスや魚肉ソーセージ以外にも、しらすや青シソ、生姜、ハム、玉ねぎ、ちくわなども好相性です。自分が好きな組み合わせを是非みつけてください。
ダイエットには麦ご飯がオススメ!その理由とは!?のまとめ
麦ごはんは主食の白米に置き換えるだけで、食物繊維が摂れますしカロリーカットもできます。食べないダイエットのようなストレスもなく痩せることが出来るので、気長に続けられる方におすすめです。食感や香りが独特なので、はじめのうちは白米と混ぜてためしてみても良いかもしれません。少しずつ麦の分量を増やしてみましょう。