コーヒーに含まれる成分やダイエットのためのコーヒーの飲み方や淹れ方をご紹介します。仕事の休憩時間やリラックスタイムにコーヒーを飲むという方も多いかと思います。缶コーヒーやコンビニエンスストアの100円コーヒー、コーヒーチェーン店の展開などとても身近な飲み物です。実は、コーヒーにはダイエット効果があると言われています。
1コーヒーのカロリーと栄養素は?
コーヒーのカロリーは、ブラックコーヒーの場合、100ml あたり4キロカロリーです。つまりブラックコーヒーにはほとんどカロリーがありません。
含まれる栄養素としては、カフェインやコーヒーポリフェノールとも呼ばれるクロロゲン酸が代表的です。
他にも、ナイアシンやビオチンなどが含まれています。

2コーヒーのダイエット効果には根拠がある!
・コーヒーポリフェノール
コーヒーには”クロロゲン酸”というコーヒーポリフェノールが含まれています。コーヒーポリフェノールの含有量は、なんとお茶の2倍近く!
コーヒーといえばカフェインというイメージがありますが、コーヒー豆には、カフェインの量よりコーヒーポリフェノールが多いのです。
このコーヒーポリフェノールには脂肪の代謝調節を機能する機能があります。身体に蓄積した、憎き内臓脂肪の燃焼にも一役かってくれる頼もしい成分です。
・カフェイン
コーヒーとイコールがつく成分といえば…カフェインですよね。
眠気覚ましにカフェインという方も多いかと思いますが、このカフェインにもダイエット効果が期待できます。
カフェインは、血行促進効果やリパーゼという消化酵素を活発化させるといわれています。血行が良くなれば基礎代謝もアップします。加えて、消化酵素のリパーゼが活発化すると、脂肪の分解を助けてくれます。
つまり、コーヒーにはコーヒーポリフェノールとカフェインというダイエットを助けてくれる成分が2種類も含まれているということになります。
コーヒーはダイエット飲料だったのですね。
3コーヒーダイエットのポイント
・ブラックをホットで飲みましょう
コーヒーにはダイエット効果が期待できる成分が含まれています。ですが、だからといってミルクや砂糖を入れた甘いコーヒーではやはり太ります。
ダイエット効果を期待するなら、まずはブラックが基本です。
そして、温度にも注意しましょう。運動や入浴のあとのアイスコーヒーはとても美味しいですよね。
ですが、ダイエットが目的の場合は身体を、少しでも温められるよう、コーヒーはホットで飲むようにしましょう。
・もっとも効果的な温度とは?
コーヒーのダイエット効果は、コーヒーポリフェノールとカフェインによるものです。
しかし、コーヒーポリフェノールは熱に弱いという特徴があります。コーヒーは熱いお湯で淹れるイメージを持っている方も多いかと思いますが、ダイエット効果を期待してコーヒーを飲む際には熱湯は避けましょう。
コーヒーの抽出温度は、80℃位を目安に熱くなりすぎないように注意してください。
スポンサーリンク
・焙煎は?
フレンチローストやミディアムローストなどコーヒーには焙煎の度合いで味が変わるという特徴があります。これがコーヒーの魅力でもあります。
コーヒー好きの方は、自分が一番好きな焙煎があるのではないでしょうか。
コーヒーを楽しむだけなら、好きな焙煎でよいのですがダイエットとなると焙煎もポイントになってきます。
先ほどもご紹介したとおり、コーヒーポリフェノールは熱に弱いのでフレンチローストやイタリアンローストのような強めの焙煎は避けたほうがより効果が高くなることが予想されます。
軽めのローストの豆を、80℃位のお湯で抽出するのがポイントです。
・飲むタイミング
コーヒーを飲むタイミングにも少しだけ気をつけてみましょう。
コーヒーのカフェインは、摂取後20分から30分でその効果のピークを迎えます。そしてそこから、徐々に効果が低下していくといわれています。
ということは、運動や入浴の前20分から30分あたりでコーヒーを飲むと効果が期待できるということになります。

4オススメの抽出法と注意点
最もオーソドックスな抽出法はペーパードリップです。紙出出来たフィルターにコーヒー豆を入れてお湯注ぐというよくみるあの方法です。
ダイエット効果には影響はしませんが、コーヒーは抽出方法で味が変わります。
ペーパードリップだとフィルターが使い捨てになるのでコストパフォーマンスが気になるという方もいらっしゃるかと思います。
そんな時にオススメなのが、ネルドリップです。
ネルドリップはペーパーフィルターの代わりに布で出来たフィルターを使います。フィルターは洗えば繰り返し使用できますし、ペーパードリップよりネルドリップの方がコーヒーの味がまろやかな印象を受けます。
コーヒーダイエットは、長く続ける事がポイントです。コストパフォーマンスや味などにも気を使うことで楽しみが増えるかもしれません。
・注意点
コーヒーダイエットには注意点もあります。カフェインの過剰摂取はとても危険…中毒症状がでたという事例もあります。
1日に飲むコーヒーの量は、カップ4から5杯程度に止めるようにしましょう。
▼コーヒーをゼリーにして間食にも!コーヒーダイエットの幅が広がります。
コーヒーを飲んでダイエットができる?ちょっとしたポイントを抑えて体脂肪燃焼!のまとめ
コーヒーダイエットいかがでしたか?焙煎や淹れ方に少し気をつけるだけで、コーヒーのダイエット効果をひきだすことができます。手軽に始められるコーヒーダイエットに挑戦してみませんか?