ダイエット中の朝食メニューを紹介!!朝食は、1日の活動のエネルギー源。朝からしっかり食べて元気に過ごしたいものですよね。ただ、ダイエット中の人にとっては、朝食メニューというのも悩みの種。今回は、ダイエット中におすすめの朝食メニューを3つ、厳選して紹介したいと思います。
ダイエット中におすすめの朝食メニューその1・スムージー
ダイエットをしているときの朝食テッパンメニューといえば、スムージーではないでしょうか。置き換えダイエットをするのにも効果的ですよ。
・スムージーってなに?
スムージーは、アメリカで大流行したダイエット法で、日本でも2014年ころから注目されています。もともとスムージーとは、「凍らせた果物や野菜をミキサーにかけたもの」ということでしたが、最近では生野菜や果物を用いたものもスムージーと呼ばれているようです。

・スムージーのダイエット効果とは?
スムージーを飲むメリットはなんといっても、フレッシュな野菜や果物を使うことによって、現代人に不足しがちなビタミンやミネラル、酵素などを効果的に補給できるという点です。
ダイエットとはそもそも、健康と美容のために食事の量を減らしたり、食事内容を改善したりすることを言いますが、そういった意味でスムージーはまさにダイエットにもってこいの食品ということが可能です。
スムージーに豊富に含まれているビタミンには、脂肪の燃焼を助けたり、酸化から身を守ったり、疲労を回復したりといったさまざまな効果が期待されています。
また、朝から食物繊維を多く含む飲み物を摂取することで、腸の活動を活発にし、便秘を改善するといった効果も期待できます。
・スムージーを用いたダイエットのやり方
スムージーを用いたダイエットは、一般的に置き換えダイエットと呼ばれるダイエット法をおこなうのが普通です。いつもの朝ごはんの代わりに、スムージーを飲むだけという簡単な方法です。
スムージーを作る際には一つポイントがあって、果物の種を捨てずにそのままミキサーにかけるということです。種には、そこから芽が出て花が咲いて実がなって、というエネルギーが詰まっています。
野菜の新芽であるスプラウトの栄養価が高いのも、そこから花が咲いて実になってといったエネルギーを秘めているからです。果物の種にも同様のことが言えるという訳ですね。
スポンサーリンク
ダイエット中におすすめの朝食メニューその2・リンゴニンジンジュース
リンゴニンジンジュースも、ダイエットをするときには効果的な飲み物の一つです。スムージーと似ているのですが、リンゴニンジンジュースは、もともと病気の治療法として開発されたという経緯があります。
・リンゴニンジンジュースの効果
リンゴニンジンジュースの効果は、スムージーと同じく、豊富なビタミンとミネラル、酵素が摂取できるという点にあります。また、スムージーと違ってジューサーで作るために、より消化によいというメリットもあります。
・リンゴニンジンジュースの作り方
リンゴニンジンジュースの作り方はとても簡単で、リンゴとニンジンの皮をむいてジューサーにかけるだけです。その際、リンゴの種も一緒にジューサーにかけるようにしましょう。
リンゴとニンジンの皮をむくのは、残留農薬の摂取を避けるという意味合いがあります。もともとが病気の治療目的で開発されたメニューなので、その点は念入りになっているという訳です。
朝一番にリンゴニンジンジュースを作ったら、すぐに飲んでしまうことが大事です。時間がたつと酵素が奪われていきますので、作り置きをするのはNGです。
リンゴニンジンジュースは何といっても消化のよさが特徴です。もともとからしてリンゴやニンジンは消化によい食べ物ですが、ジューサーにかけることで食物繊維が除かれ、より消化がはやくなります。
そのため、スムージーのように置き換えダイエットにしてもいいですし、リンゴニンジンジュースを飲んでから20分もすれば、食事をするのもOKです。

「それじゃあリンゴニンジンジュースの分だけ余計なカロリーを摂ることになるのでは?」と思われるかもしれません。そうではなくて、リンゴニンジンジュースやスムージーを飲む目的は、現代人に不足しているビタミンやミネラルの補給が最大の目的となっているのです。
健康的にダイエットをするためにも、ぜひともスムージーやリンゴニンジンジュースを朝食の前に、あるいは朝食代わりとして飲むことをおすすめします。
ダイエット中におすすめの朝食メニューその3・ゆで卵
1990年代にゆで卵ダイエットと呼ばれるダイエット法がはやったことをご存知の方もいらっしゃるかもしれません。実は、ゆで卵がダイエット中の朝食としてもおすすめなんですよ。
・ゆで卵がダイエットのおすすめの理由
ゆで卵がダイエットにおすすめである最大の理由は、卵が完全栄養食品であることです。卵にはビタミンCと食物繊維以外のすべての栄養素が含まれています。
また、ゆで卵は1個当たりおよそ80キロカロリーから90キロカロリーと低カロリーで、しかも腹もちがよいというメリットもあります。
運動や筋トレをしたあとのタンパク源として、また、小腹が空いたときのおやつとして、ゆで卵は非常に優れたダイエット食品であるということが可能です。

・ゆで卵ダイエットのやり方
ゆで卵ダイエットのやり方は簡単で、朝食をゆで卵に変えたり、ご飯やパンを食べる代わりにゆで卵を食べたりといった方法になります。
ゆで卵には悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールを増やしてくれる働きもあるということなので、コレステロール値が高い人でも安心ですよ。
朝食を抜くと太るって本当なの?
ダイエット中におすすめの朝食メニューについて紹介してきましたが、ではいっそのこと朝食を抜いてしまうというのはどうなのでしょうか。じつは、朝食を抜くと太りやすくなるのは本当のことなのです。
ある実験によると、朝食を食べるグループと食べないグループとを比較した場合、朝食を食べないグループの方が太りやすくなるという結果が得られたということです。
これに関してはいろいろな説があるのですが、有力なのは朝食を抜くことによって食欲をコントロールできなくなるというものです。
また、朝食を抜いているという事実に安心してしまい、その分だけ余計に昼食や夕食を食べてしまうということも、太ってしまう可能性としてあげられています。
朝食を抜くと頭が悪くなる?
小学生の児童を対象にした実験で有名なものが、朝食を食べる児童のグループと、朝食を食べない児童のグループを比較すると、朝食を食べないグループの児童の方が学力が低かったというものがあります。
では、大人も朝食を抜くと頭が悪くなるのかというと、ただちにそうだとは言えません。というのは、成長期の児童とはいえ、小学生はまだ大人ほどの量が食べられないため、3食と補食を摂る必要があるからです。
大人であっても、長時間にわたって食事を摂っていないと、集中力の低下などを招くことはあるでしょうが、朝食を抜いたくらいでただちにそうなるかというと疑問です。

自分に合ったダイエット法を見つけよう!
ダイエット中の朝食メニューならコレ!朝食を抜くとかえって太るって本当!?のまとめ
今回はダイエット中におすすめの朝食メニューについて見てきましたが、ハッキリいって栄養学という学問は、まだまだ根拠に乏しいことが多いです。専門家でも全く反対のことを言っていることが多く、何を選んでいいのか素人には悩ましいところです。大筋で正しいと思われるダイエット法を選択して、あとは自分の体質や嗜好に合ったダイエット法を見つけてプラスするのが重要といえそうですね。