ダイエット中の間食についてご紹介します!ダイエットをするとなるとまず思いつくのが食事制限だと思います。ただ、食べるというのは人間の本能でもありますし、お腹が空いたのを我慢するのもしんどいものです。そんなときにおすすめの間食、またNGの間食について紹介していきたいと思います。
ダイエット中に間食を食べてもいいの?
ダイエットとはそもそも、美容と健康のために食事の内容や量を見直すことを言います。つまり、単に「痩せる」ということを意味していません。健康的で美しい状態を保ったまま、なおかつ体重が管理できることがダイエットというわけです。
ダイエット法はいろいろありますが、一般的なのは食事の量を減らしたり、食事の内容を別のものと置き換えたりすることではないでしょうか。
そして、通常の食事制限によるダイエット法の場合、間食を摂ることはNGとされるケースもよくあります。ただ、間食を摂ることにもメリットがちゃんとあるんですよ。
ダイエット中に間食を食べることのメリット
食事の量や中身をコントロールするダイエット法の場合、間食を摂ることはNGとされることが多いですが、ダイエット法によっては間食をしても問題がない、むしろ間食をした方がよいこともあります。それはどのようなケースなのでしょうか。
・空腹を満たせる
あたり前のような話ですが、ダイエット中に間食をすると、空腹感が満たされることとなります。「お腹が空いた」と常に考えながら仕事をしていても能率が上がらないことでしょう。そんなときに、適度な量の間食をおこなうことで、次の食事までの間を持たせることが可能となります。

・不足した栄養素の補給ができる
ダイエットをおこなう際に気をつけなければならないのは、必要な栄養素までが足りていない状態にならないようにすることです。
確かに、食事を抜いたり食事の量を減らしたりすれば、単純に体重が落ちるのは間違いありません。ただ、それによって必要な栄養素が確保されないのであれば、それは痩せたのではなくてやつれたというべきでしょう。
特定の食品を食べないダイエット法などでそういった傾向が顕著に見られることとなるので、そのような場合には不足しがちな栄養素を間食で補うとよいでしょう。
・脳に栄養を送る
ダイエット法の中に、炭水化物抜きダイエットといわれるものがあります。ご飯やパン、麺類に含まれている糖質が脂肪をため込む原因となってしまうため、炭水化物を抜くことによって脂肪がたまるのを抑制しようとするダイエット法です。

体内の糖質はインスリンによって分解され、エネルギーに変わります。そして、分解しきれなかった糖質が予備のエネルギーとして体内に蓄えられるのが脂肪というわけです。
確かに、脂肪の原因となる炭水化物を摂らなければ、脂肪に変わるものがないわけですから痩せやすくなるのは事実です。ただ、炭水化物は三大栄養素の一つなので、まったく摂らないもの問題です。
特に、脳へのエネルギーはブドウ糖しかないので、炭水化物を摂らないと、脳がエネルギー不足になってしまい、集中力が低下したり、ささいなことでイライラしたりといったことが起こります。そういった不都合を避けるためにも、間食をすることで脳に栄養を送ってあげることが有効となります。
ダイエット中の間食としておすすめの食品はこちら!
それでは次に、ダイエット中の間食としておすすめの食品について見ていきましょう。ダイエット法によっては、意外な食品がおすすめとなっていますよ。
・飴
糖質制限や炭水化物抜きのダイエットをしていると、脳の糖分が不足して思考がまとまらなくなったり、集中力が低下したりすることがあります。そのようなときには飴をなめるとよいでしょう。
カロリーの低い飴をゆっくりとなめることで、脳へのエネルギーを供給するだけでなく、空腹感を紛らわせることも可能となります。
・果物
ダイエット中にお腹が空いたときには、果物を食べるのもよいでしょう。果物に含まれている糖分は「果糖」といって、ブドウ糖のようにインスリンが分泌されることなく、ほとんどが肝臓で代謝されてしまいます。ダイエットはしているけど甘いものも食べたいというときには、果物を有効に利用しましょう。
・ゆで卵
ダイエットをするときには、摂取カロリーと消費カロリーのバランスに気を付ける必要があります。そして、消費カロリーを上昇させるためには、筋トレや運動が欠かせません。

単に体重を落とすだけだと筋肉も落ちてしまい、結果として基礎代謝が低下することによって、かえって太りやすい体質になってしまいます。
そのため、ダイエットをおこなう際には体重を減らすことはもちろんですが、筋肉をつけることも重要となります。そのようなダイエット法を実践している人にとっては、タンパク源であるゆで卵が間食向きだといえます。
・煮干し
ダイエット中の空腹を満たすのには、煮干しやするめといった、よく噛んで食べる必要のある食品もおすすめです。
特に、煮干しは栄養価も高く、うま味成分の塊でもあるため、少量をしっかりと噛んで食べることで、満腹中枢を刺激することが可能となります。

ダイエット中はNGの間食
ダイエット中に間食を摂ることは、健康や美容面でも有効なことがあります。ただ、やはり何でもいいという訳ではなくて、以下のようなものは避けた方がよいでしょう。
・スナック菓子
スナック菓子は、ダイエット中に限らず、基本的に食べない方がよい食品の筆頭です。せっかくダイエットをするのであれば、スナック菓子はそもそも買わないでおきましょう。

・糖質の高い食品
糖質は身体にとってエネルギー源となるので必要な栄養素ではあるのですが、あまりに糖質の高い食品は脂肪がついてしまう原因となります。ダイエットをするときには、1日の糖質摂取量が130g以内に収まることを目安にしましょう。
・GI値の高い食品
GI値とはグリセミック指数といい、食べ物がどれくらいの時間でエネルギーに変わるかを表します。GI値が高い食品は、体内ですぐにエネルギーに変わるということですが、逆に言うと急激な血糖値の上昇をもたらし、身体に脂肪が付きやすい状態にしてしまいます。そのため、GI値の高い食品は控えるようにしましょう。
ダイエット中に間食を食べる際の注意点!
ダイエット中に間食を摂ることは、空腹を満たすだけでなく、脳へのエネルギーを供給したり、不足しがちな栄養素を補給したりという点でも重要です。ただ、ダイエット中に間食をする際にはいくつかの注意点があります。
・食べすぎない
あたりまえですが、間食はあくまでも間食なので、お腹いっぱい食べないようにする必要があります。せっかく食事の量を減らしても、間食をおなかいっぱい食べてしまったら何の意味もありませんよね。

・夜9時以降は食べない
ダイエットをする際には、夜9時以降に食事をしないことが重要です。当然のことながら、間食に関しても夜9時以降はしないように心がけましょう。
・ついつい食べてしまったら運動をしよう!
ダイエット中でもついつい間食を食べてしまうようなこともあると思います。そんなときには自分を責めるのではなく、間食した分だけ運動するなどして、摂取カロリーと消費カロリーの帳尻を合わせるとよいでしょう。
ダイエット中も間食でリフレッシュ!
ダイエット中の間食について!ダイエット中におすすめ間食をご紹介!のまとめ
ダイエット中に間食について見てきましたが、いかがだったでしょうか。間食も上手に摂ることで空腹を満たすだけでなく、ダイエット中のリフレッシュにもつながります。適量を美味しく食べて、無理なくダイエットしましょう。