グリーンスムージーダイエットって聞いたことがありますか?ダイエットをしたい女性に人気のダイエット法なのですが、スムージーダイエットとなにが違うのでしょうか。今回の記事では、グリーンスムージーダイエットの効果ややり方、そして注意点について紹介したいと思います。
グリーンスムージーダイエットってなに?
グリーンスムージーダイエットは、タレントの優香さんやレディー・ガガもおこなったことで知られているダイエット法です。
朝ごはんの代わりにグリーンスムージーを飲むことによって、健康的に痩せられるということで日本でも人気になっています。

スムージーとの違いって?
スムージーは本来、果物や野菜をいったん冷凍庫で凍らせて、それを牛乳やアイスクリーム、氷やヨーグルトなどと一緒にミキサーでかきまぜたドリンクのことを言います。
日本で言うところのミックスジュースのようなものでしょうか(ミックスジュースの果物は凍らせませんが)。
アイスクリームや牛乳などを入れていることからも分かるように、最初からダイエット目的で作られていたと言わけではなく、シェイクのような嗜好品として飲まれていたようですね。
ちなみに、シェイクが材料と氷を一緒にかきまぜるのに対して、スムージーの場合は材料自体を凍らせるといった違いがあります。
スムージーとグリーンスムージーとの違いは、グリーンスムージーはホウレンソウや小松菜、ケールといった緑の葉野菜を用いて作られるスムージーであるという点です。
また、スムージーが材料をいったん凍らせてから作られるのに対し、最近のグリーンスムージーは凍らせずに生のまま用いられることが多いようです。
インターネットや雑誌の記事でも両者の扱いはゴチャゴチャ担っていますが、最近はスムージーというと、グリーンスムージーのことを指していることがほとんどのようです。
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グリーンスムージーの作り方
グリーンスムージーの作り方にこれといった決まりはありません。お好みの果物と野菜をミキサーに入れてかき混ぜるだけです。ただ、いくつかのポイントがあるので紹介しておきます。
・種ごと使う
グリーンスムージーを作るときに果物を入れる場合、果物の種ごと入れるようにしましょう。なぜなら、種にはすごいエネルギーが含まれているからです。
種はそこから芽が出て花が咲いて実になってというエネルギーを秘めているため、そのエネルギーごと頂いちゃおうという訳です。

グリーンスムージーダイエットのやり方とメリット
グリーンスムージーダイエットのやり方は簡単で、お好みの野菜と果物をミキサーにかけて、それを飲むだけです。ただ、いくつかのポイントがあるので紹介しておきます。
・朝一番で飲む
グリーンスムージーダイエットをするときには、朝一番でグリーンスムージーを飲むようにしましょう。それによって腸の働きが活発になり、多くの女性の悩みでもある便秘を解消することが可能となります。
また、グリーンスムージーには食物繊維が多く含まれているため、胃の中で食物繊維が膨張してお腹がいっぱいになるという効果も得られます。結果的に朝ごはん代わりになって、カロリーの摂取を抑えられる=痩せられるという訳です。

・作り置きをしない
朝起きてからグリーンスムージーを作るのは面倒くさいから、夜の内に作って置いておくということはしないようにして下さい。
グリーンスムージーは作りたてだからこそ、酵素パワーが発揮されるのです。作り置きをしてしまうとその効果がなくなってしまいます。
・氷は入れない方がベター
グリーンスムージーを作る時には、できれば氷は入れないようにしましょう。氷を入れてしまうと、あたりまえですが冷たくなってしまいます。
それでなくても生野菜は身体を冷やすと言われているので、氷を入れたグリーンスムージーを飲むと、お腹を冷やしてしまうこととなります。
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グリーンスムージーダイエットのデメリット
グリーンスムージーダイエットはとても健康的なダイエット法ですが、最近では否定的な見解も見受けられます。では、どのようなデメリットがあるというのでしょうか。
・消化に悪い
グリーンスムージーはミキサーにかけられて粉砕されているのに、なぜ消化に悪いのでしょうか。それは、グリーンスムージーが飲みやすいという点にあります。
同じ量の野菜や果物を食べる場合に、生や加熱して食べる場合と、グリーンスムージーにして飲む場合と、どちらが早いでしょうか。おそらくグリーンスムージーを飲む方が早いことと思います。
そうなると、グリーンスムージーを飲む場合に唾液の分泌量が少なくなるという現象が起こります。消化というと胃の仕事と思われるかもしれませんが、実は胃の消化機能はそれほど高くありません。

そのため、食べ物をしっかり噛むことで唾液を分布させ、唾液に含まれている消化酵素と食べ物を混ぜ合わせることによって、消化しやすい状態にして胃に送り込む訳です。
ところが、グリーンスムージーを飲む時にはほとんど噛むことがないため、かえって消化に悪い状態で胃に送ってしまうということなのです。
・栄養バランスが悪い
グリーンスムージーには豊富なビタミンやミネラル、酵素などが含まれていますが、やはりグリーンスムージーだけでは栄養バランスが悪いと言わざるを得ません。
特に、タンパク質やカルシウムが不足しがちになるため、骨粗鬆症のリスクが高くなるという指摘があります。
特に女性の場合は更年期にかけてホルモンバランスが乱れるため、骨がもろくなりやすくなってきます。やはり、食事はバランスよく摂ることが重要です。
・場合によっては太りやすく
緑の葉野菜を入れたグリーンスムージーは青臭くて飲みにくいため、ついつい果物をたくさん入れたり、砂糖やはちみつなどを入れたりしがちです。
ただ、ダイエットという目的からすると、糖分を多く摂ってしまうのは逆効果になりかねません。痩せるのが目的の場合は、糖分を控えるようにしましょう。
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グリーンスムージーで身体の中から健康に!
グリーンスムージーダイエットの痩せ効果がスゴイ!メリットとデメリットをご紹介!のまとめ
ダイエットはそもそも健康と美容のためにおこなうことであり、そういった意味ではグリーンスムージーはとても優れたダイエット食品といえます。栄養バランスに気をつけて、ゆっくりと噛むようにして飲んでくださいね。