リンゴ体型のダイエットはどうしたらいい?肥満には遺伝子が関係するって本当!?


リンゴ体型の方向けのダイエットについて詳しく解説していきます。脂肪が多くなると、その見かけから洋ナシ体型とかバナナ体型、そしてリンゴ体型などさまざまな呼ばれ方で分類されます。そして、このような太り方の特徴に遺伝子が関係しているという説があるのです。でも本当に遺伝子によって太り方が変わったり、太りやすかったりすることがあるのでしょうか。今回は、リンゴ体型になる原因と、遺伝子との関係などについて解説していきたいと思います。

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リンゴ体型ってどんな体型?

太っている人は、その太り方によってさまざまな体型に分類されています。リンゴ体型のほかにも洋ナシ体型やバナナ体形などがありますが、それぞれどのような太り方なのかを簡単に見ておきましょう。

・リンゴ体型

内臓脂肪肥満型のイラスト

リンゴ体型は、ひとことで言ってしまえばお腹がぽっこりと出ている体型のことを言います。中年期以降の男性によく見られる、俗にいう「太鼓腹」というのがリンゴ体型の特徴といわれています。

お腹周りに脂肪が付くことによってウエストのくびれがなくなるといったことが起き、ヒップのサイズよりもお腹周りの方が太くなってしまうこともあります。

・洋ナシ体型

洋ナシ体型は、上半身は痩せているのに下半身にお肉が付くといった特徴を表しています。簡単にいえば下半身太りといわれるものです。

男性に比べると女性に多くみられるのが洋ナシ体型で、皮下脂肪をため込んでしまうことによって洋ナシ型になるといわれています。お腹周りよりもヒップのサイズが大きくなる傾向があるようです。

・バナナ体型

バナナ体型は、リンゴ体型や洋ナシ体型のように、一見して明らかに太っているといった太り方ではありません。どちらかというと痩せて見えるのですが、実は隠れ肥満であるという特徴があります。

バナナ体型の人は筋肉がつきにくいという特徴があり、年齢とともに基礎代謝が低下して痩せにくく太りやすい体質へと移行していきます。一見痩せているのに、裸になるとたるんで見えるというのがバナナ体型の特徴です。

リンゴ体型と遺伝子との関係って?

リンゴ体型や洋ナシ体型、そしてバナナ体型に関して、遺伝子がかかわっているとする説があります。では、それぞれの体型についてどのようなことがいわれているのかを見ていきましょう。

・リンゴ体型

リンゴ体型になりやすい人には、β3アドレナリン受容体遺伝子に変異がみられるケースがあるといわれています。β3アドレナリン受容体遺伝子が変異すると、内臓脂肪がたまりやすくなることから、リンゴ体型になってしまうといわれるのです。

また、β3アドレナリン受容体遺伝子に変異があると、基礎代謝量が低下してしまうともいわれています。そのため、太りやすい体質になってしまうということなのです。

・洋ナシ体型

洋ナシ体型になりやすい人は、脱共役タンパク質遺伝子に変異があるケースがみられるといわれています。

脱共役遺伝子に変異があると、下半身に皮下脂肪がつきやすくなるということです。

・バナナ体型

バナナ体型になりやすい人は、β2アドレナリン受容体遺伝子に変異がみられるケースがあるということです。

β2アドレナリン受容体遺伝子に変異があると、筋肉がつきにくくなるそうです。

リンゴ体型に遺伝子が与える影響について

上記のように、リンゴ体型になる原因として遺伝子がかかわっているという説があるのですが、この説はどの程度まで信頼できるのでしょうか。

・エビデンスは乏しい

リンゴ体型や洋ナシ体型、バナナ体型になるのは遺伝子が関与しているという説が現れたのはまだ最近のことであり、エビデンス(医学的根拠)がしっかりとしているとは言い難いのが現状です。

近年は個人向けの遺伝子検査や、遺伝子検査キットなどが販売されており、比較的簡単に自分の「肥満遺伝子」や「発毛遺伝子」について調べることができるようになっているようです

そして、肥満遺伝子ビジネスや発毛遺伝子ビジネスに参入した企業は、早くも500社を超えているということです。ところが、遺伝子検査の結果がおこなった企業によって異なるなどといったケースが続発しているという実態があります。

遺伝子と何らかの疾患や現象との関係性に関しては、まだまだ研究途上であるため、それが何らかの疾患や現象の決定打とまではいうことができないようです

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・不安扇動ビジネスの側面もある

遺伝子と肥満、遺伝子と抜け毛などの「ビジネス」に関しては、不安を煽ることによって消費者からお金を巻き上げているといった批判が加えられることがあります。

不安扇動ビジネスは、霊感商法を例に挙げると分かりやすいかもしれません。霊感商法とは、占い師や霊媒師などに「このままだと将来、大変な不幸が起こりますよ」などといわれて不安になっているところに、「でも、この壷を買えば大丈夫」などと安心感を与えられ、高価な商品を買わされることをいいます。

肥満や抜け毛というのもデリケートな問題ですから、このままだと将来デブになりますよとかハゲてしまいますよ、などといわれると不安になってしまいますよね。そこに遺伝子がかかわっているといわれれば、調べたくなるのが人情というものでしょう。

そのため、現在では多くの企業が遺伝子ビジネスに参入しているのです。要するに儲かるから遺伝子ビジネスをおこなっているからであって、あなたの肥満を解消したいからではないということです。

リンゴ体型のダイエット法を教えて!

リンゴ体型になる原因として、遺伝子が全く関係していないとは言いませんが、遺伝よりももっと重要なことがあることを忘れてはいけません。それは食習慣を改善することです

結婚式に参列したことのある人なら経験があるかもしれませんが、新郎側と新婦側で体型がはっきりと分かれていることってありませんか?

例えば新郎側の親族はみんなスマートなのに、新婦側の親族はみんなポッチャリしているようなケースなどです。「それこそ遺伝子の影響だ」というのが遺伝子ビジネス側の論拠となっています。

ただ、家族というのは基本的に同じような食習慣をしてきている訳です。親が太っている人は、自分も太りやすい食事を与えられることとなるわけですよね。

人間の身体は食べ物でできているので、何を食べるかによって体型が大きく左右されるわけです。太っているのは遺伝のせいだなどというのは言い訳にすぎません。

特に、糖質(炭水化物)を中心とした食生活をしていたり、間食の習慣があったりすると、遺伝子以前の問題で太りやすくなってしまいます

近年の研究の結果として、太ってしまうのはカロリーの摂りすぎではなく、糖質の摂りすぎであることが分かってきています。そのため、病院でも糖質を制限した食事療法がおこなわれるケースがあります

実際に、糖質制限食を進めている専門医もいるということなので、遺伝子と肥満の関係と違い、エビデンス(医学的根拠)もあるという訳なのです。

特にリンゴ体型の場合は内臓脂肪が多いということなので、皮下脂肪型の肥満よりは痩せやすいということが可能です。糖質の摂取量を減らしてダイエットをおこなうとよいでしょう

▼隠れ肥満対策については以下の記事もご覧ください。

隠れ肥満対策におすすめの5つの方法!脱いでもスゴイ身体を手に入れよう!

リンゴ体型のダイエットは遺伝よりも食習慣!

リンゴ体型のダイエットについて見てきましたが、いかがだったでしょうか。現代は便利な世の中になっているので、何でも簡単に情報を得ることが可能です。ただ、その情報が正しいのかどうかを判断するのはあなたです。リンゴ体型のダイエットには、遺伝子よりも食習慣の方が重要ということを分かって頂けると幸いです。

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