ダイエット臭ってなに?そのダイエット法は間違っているかも!?


ダイエット臭、という言葉を聞いた事があるでしょうか。ダイエットをしている時に、友人やパートナー、家族などから変なにおいがすると言われた経験はありませんか。今回の記事では、ダイエット中に起こるといわれているダイエット臭に関して、詳しく解説していきたいと思います。

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ダイエット臭とは?

ダイエット臭とは、ある医師によって提唱された言葉で、ダイエット中に見られる体臭や口臭のことを指します

ダイエットをしている人すべてにダイエット臭が見られる訳ではないのですが、一部の人に、実際ダイエット臭が現れるということです。ではなぜそのようなことが起こるのでしょうか。

ダイエット臭が起こる原因その1

ダイエット法が間違っている

ダイエット臭が起こってしまう原因としては、そもそもダイエットの仕方が間違っている可能性があるというのです

ダイエット臭という言葉を提唱したのは、五味クリニックの医師である五味常明博士だといわれています。五味博士は腋臭や体臭、多汗症などに関して、斬新な治療法を編み出したことで知られている方です。

その五味博士によると、そもそもダイエット臭が起こってしまうようなダイエット法は間違っているという指摘がなされています。

ダイエット臭が起こる原因その2

基礎代謝の低下

ダイエット臭が起こる原因としては、基礎代謝が低下していることがあげられています。基礎代謝とは、私たちが特に何もしていなくても、勝手に消費されるカロリーのことを言います。

私たちが1日の間に消費するカロリーのおよそ6割が、基礎代謝によって消費されるといわれており、基礎代謝がいかにダイエットをする際に重要かが分かることと思います。

基礎代謝は主に脳や内臓が働くときや、筋肉が働くときなどに消費されます。筋肉が働く時というと運動をイメージされるかもしれませんが、運動時以外にも筋肉は働いています。

たとえば、血液を心臓に送り返す時がそれにあたります。心臓は全身に血液を送り出す臓器ですが、全身の血液を心臓に戻す働きはありません。

全身へと送られた血液は、各部の筋肉が収縮することによって、心臓へと送り返されることとなります。このことを筋ポンプ作用などと言ったりします。

また、筋肉には熱を産生するという働きもあります。欧米の人が冬場でも薄着でいられるのは、筋肉量が日本人よりも多いからだとする説もあります。

このように、筋肉は運動時以外にも働いており、筋肉量が減少することで基礎代謝が低下すると、ダイエット臭がしてしまうといわれています

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ダイエット臭が起こる原因その3

脂肪酸が増加する

ダイエット臭が起こる原因として、血液中に脂肪酸が増加することもあげられています。過度の食事制限によって体内のエネルギーが減少すると、身体は中性脂肪を燃やしてエネルギーに変えようとします。

それによってダイエットをすることが可能となる訳ですが、中性脂肪が燃焼する際には、中性脂肪を脂肪酸と呼ばれるにおい物質に変化させる必要があるのです

ダイエット臭が起こる原因その4

血行不良

過度の食事制限で基礎代謝が低下したり、筋肉量が減少したりすると、全身の血液循環が悪化することとなります。血液は全身に酸素と栄養を運んでいるので、血行不良が起こるといわゆる酸欠状態が起こることとなります。

酸欠状態になると、エネルギーを得るために解糖系という不完全燃焼系の回路が利用されることとなり、その結果として乳酸が生じるのです

乳酸は運動をした後の疲労物質として知られていますが、汗臭い人がなにやら酸っぱいにおいを発することはよく知られているのではないでしょうか。

それは、乳酸がアンモニアと結びついて体外に汗として排出されるという特徴があるからなのです。ダイエット中に血行が悪くなると、ダイエット臭の起こる可能性が高くなるのはそのためです

ダイエット臭が起こる原因その5

糖質不足

ダイエットをするときに、炭水化物を抜いたり、糖質を減らしたりといったダイエット法がおこなわれることがあります。実は、このダイエット法によってダイエット臭が起こるリスクが高くなるとされているのです

私たちの脳や身体が活動する時には、糖質が必要となります。すい臓から分泌されるインスリンが糖質を分解することによって、脳や身体のエネルギーに変えてくれるからです。

炭水化物がエネルギー源だといわれるのはそのためなのですが、過剰に糖分を摂ってしまうと、インスリンの分解が追い付かずに、脂肪が蓄えられる結果となってしまいます。

このことに着目して、糖質(炭水化物)の摂取量を減らすダイエット法が提唱されることとなったのですが、過度に糖質を制限すると、筋肉の分解が起こるようになってしまうのです

筋肉はタンパク質が元となってできていますが、体内のエネルギー量が低下すると、筋肉を分解してエネルギーへと変えようとする働きが起こります。

その際に生じる物質のことを「ケトン体」と呼んでおり、いわゆるダイエット臭の原因は、このケトン体が発生することだとされています

ダイエット臭のもたらすデメリット

ダイエット臭が起こる原因は、基本的にダイエット法が間違っていたり、極端なダイエットをしたりといったことがあげられています。では、ダイエット臭はどのようなデメリットをもたらすのでしょうか。

・周囲に不快感を与える

ダイエット臭は汗臭い人に見られる、ちょっと酸っぱいようなにおいがするという特徴があります。そして、ダイエット臭のやっかいなところは、臭いが自覚されにくいということなのです

汗臭い人を見ているときに「あの人、自分の臭いが気にならないのかな?」なんて思うことがありませんか?実は汗臭い人は、自分が汗臭いことを自覚していないケースが多いのです。

ダイエット臭も同様で、自分では気が付かないことが多いため、周りからの指摘によって始めて自覚するといった特徴があります

臭いというのはとてもデリケートな問題でもあるので、必ずしも周りの人が指摘してくれるとは限りません。その場合、知らないうちに周囲の人に不快な思いをさせてしまっている可能性があります。

・心疾患のリスクが上昇する

ダイエット臭が発生するようなダイエット法を継続していると、単に不快なにおいがするというだけでなく、心臓にも負担をかけることとなります

極端なダイエットによって血行不良が起こると、心臓はより強い力で全身に血液を送らなければいけなくなります。その結果として血圧が上がるのです。

血圧の上昇が続けば当然ながら心臓にかかる負担が増してしまい、結果として心疾患のリスクが上昇してしまうのです

ダイエット臭を防ぐ方法

ダイエット臭は単に不快なにおいがするだけでなく、心疾患のリスクが高まるなど、健康状態に悪影響を及ぼす可能性があることも分かっています。

ダイエット臭を防ぐためには、口臭を予防することも重要ですが、やはり根本的にダイエット法を見直すことが重要となります

また、基礎代謝の低下が起こらないよう、ダイエット中には適度に身体を動かし、筋肉量が減少しないようにすることも重要となります

ダイエット臭ってなに?そのダイエット法は間違っているかも!?のまとめ

ダイエットをするときに必要なことは、食習慣の見直しと運動です。そして、ダイエット臭を予防する時にも同じことが言えます。極端な食事制限はリバウンドの可能性も高めるので、ダイエットは長期的な計画を立てておこなうようにしましょう。

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