中性脂肪とダイエットとの関係を知って効果的に痩せよう!


中性脂肪とダイエットについて、目的に適した方法があることをご存知でしょうか。脂肪には皮下脂肪や内臓脂肪、そして中性脂肪がありますが、それぞれに特徴があり、落とすために効果的な方法などが異なる場合があります。今回は中性脂肪そしてダイエットについて掘り下げていきます。

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中性脂肪とダイエットとの関係とは?

ダイエットをするとなったときに、一般的には皮下脂肪や内臓脂肪を落としてスリムになることを目標とすることが多いのではないでしょうか。中性脂肪に関してあまり意識することはないかもしれません

お腹の贅肉をつまむ女性

ただ、ダイエット本来の意味は健康と美容のために食事の量を減らしたり食事内容を見直したりすることであり、簡単に言うと食餌療法(食事療法)のような一面をもっています。

もともとダイエットをする必要があるのはただ痩せたいという人ではなく、メタボリックシンドローム(いわゆるメタボ)や糖尿病、肥満症や脂質異常症といった生活習慣病の人なのです。

糖尿病と高血圧、肥満症と脂質異常症は「死の四重奏」などという物騒な名前で呼ばれていますが、脂質異常症の要件として中性脂肪が関わってくるのです。

このことからも分かるように、ダイエットの本来の目的の一つとして中性脂肪を減らすということがあげられているのです。

▼脂肪を効率よく落とすためには以下の記事も参考にしてください。

脂肪が落ちやすい部分は?効率よくダイエットをするため基礎知識!

中性脂肪ってなに?

・トリグリセド

中性脂肪とは、脂肪酸の一種であるグリセリン脂肪酸エステルのことをいいます。そして、グリセリン脂肪酸エステルの中には、トリグリセドとモノグリセド、ジグリセドの3つがあります。

ただ、人間の血液中に含まれているグリセリン脂肪酸エステルはそのほとんどがトリグリセドであることから、単に中性脂肪といった場合にはトリグリセドのことを指すことがほとんどのようです。

・室温で個体になる

中性脂肪の成分となっている脂肪酸は、動物と植物とで違いがあることが分かっています。

動物における脂肪酸は飽和脂肪酸がメインであるのに対し、植物の脂肪酸は不飽和脂肪酸を多く含んでいるということなのです。

そのため、動物の中性脂肪は室温下で固まるのに対して、植物の中性脂肪はオリーブオイルが良い例ですが液体の状態にとどまることがほとんどです。

・コレステロールとの違い

中性脂肪とコレステロールはともに脂質異常症を満たすための要件となっていますが、中性脂肪とコレステロールがごっちゃになっている方もいらっしゃるかもしれません。

中性脂肪はエネルギーを貯蔵するための物質であるのに対し、コレステロールは細胞壁や血管壁など、身体を作るのに必要な物質であるということです。

つまり、中性脂肪は身体の各所にエネルギー源として蓄えられているものであり、体内のブドウ糖が枯渇したようなときに、エネルギーとして使われる類の脂肪のことをいう訳です。

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中性脂肪が増えるとどうなるの?

皮下脂肪に比べると、中性脂肪が増えることには大きなリスクがともなうようです。詳しく見ていきましょう。

・善玉コレステロールが減少する

中性脂肪が増えると、いわゆる善玉コレステロール(HDLコレステロール)が減少して、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が増加することが分かっています。

善玉コレステロールが減少して悪玉コレステロールが増加してしまうと、動脈硬化が進行し、それによってさまざまな生活習慣病などのリスクが高まってしまいます

・太る

中性脂肪が増えると善玉コレステロールが減少して悪玉コレステロールが増えるということでしたが、それにともなって皮下脂肪や内臓脂肪が増えるリスクも高くなることが分かっています。

・急性膵炎になることも

中性脂肪値が異常に高くなると、急性膵炎になるリスクが高くなることが分かっています。基準値としては、1000mg/dlという数値があげられています。一般的には300mg/dlですい臓にかかる負担が増大するため、その時点で治療が必要とされます。

中性脂肪が増えてしまう原因って?

中性脂肪についておおよそのことは分かって頂けたことと思いますが、では、中性脂肪は一体なぜたまってしまうのでしょうか。

・脂質や糖質の摂りすぎ

中性脂肪が増えてしまう原因は、生活習慣と密接な関係があります。その一つとしては、日々の食事の中で糖質と脂質を取りすぎてしまっているということがあげられます。

近年の研究によって、われわれが太ってしまうのは糖質の過剰摂取が原因であることが分かってきていますし、欧米化した食習慣によって飽和脂肪酸を摂取する機会が増えたことも、中性脂肪が増えてしまう原因と考えられています。

・お酒の飲みすぎ

少量のアルコール摂取は肝臓を刺激して善玉コレステロールを増やすといわれていますが、過度の飲酒はかえって中性脂肪の増加につながってしまいます。まさに過ぎたるは及ばざるがごとしという訳ですね。

・運動不足や喫煙

運動不足も中性脂肪が増えてしまう原因にあげられています。また、喫煙も中性脂肪が増えるリスクを高めてしまいます。

中性脂肪を減らすためのダイエット法

中性脂肪が増えてしまうのは、私たちの生活習慣に大きくかかわっていることが分かりました。中性脂肪を減らすためには、生活習慣の改善がカギとなります。

・糖質の摂取量を減らす

先述したように、現在では太ってしまう原因として糖質の過剰摂取が有力となっています。現代人は平均すると1日に300g程度の糖質を摂取しているとされますが、中性脂肪が多い人はこの基準値を上回っている可能性があります。

まずは、自分の食習慣をチェックすることから始めましょう。1週間の間に食べたものを克明に記録しておき、そこから1日当たりの糖質摂取量を割り出します

糖質の摂取量が1日当たり300gを大幅に上回っているようであれば、まずは平均値である300gにまで減らすようにしましょう。300g程度の糖質摂取量で中性脂肪が高い場合には、糖質の摂取量を半分に減らしてみましょう。

・飽和脂肪酸の摂取量を減らす

脂肪酸はざっくり分けると飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2種類があります。そのうちの飽和脂肪酸は肉類に多く含まれており、動脈硬化のリスクを高めてしまうことが分かっています。

そのため、不飽和脂肪酸を多く含む青魚を中心として、野菜や海草、果物などをバランスよく食べるように心がけましょう。

・運動をする

適度な運動は悪玉コレステロールの数値も下げてくれることが分かっています。1日当たり3km程度歩くか、30分程度歩くようにすると良いそうです。

運動によって直接中性脂肪が燃焼するわけではありませんが、悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やすことによって、脂肪の溜まりにくい身体を作ることが可能となります。

・お酒とたばこを控える

お酒は適量ならいいのですが、たくさん飲んでしまうと中性脂肪が増えるリスクが高まるので、ほどほどにしましょう。また、出来ることならたばこもやめた方がよさそうです。

中性脂肪とダイエットとの関係を知って効果的に痩せよう!のまとめ

中性脂肪こそが、まずダイエットによって減らす必要であるものです。生活習慣病の予防のためにもなりますので、早いうちから食習慣、そして運動習慣の見直しを行うのが適切です。一度脂肪がついてしまった場合は落とすのは容易ではありませんが、長期的に食事と運動を意識し続けることができれば、それが健康、ダイエット、そして美容にもつながっていきます。

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