1か月で10キロ落とす事は、どのようにすれば可能になるのでしょうか?ダイエットしたいと思う理由は、人それぞれありますが、いち早くやせたいと思う方は、1か月で10キロやせたいと明確に目標を立てることでしょう。
食事の制限や運動、1か月で10キロやせるとダイエットを決意したら今までの生活を見直さないといけません。でも、やせて綺麗になった自分を想像しながら、取り組んでみましょう。
▼1ヶ月で10キロ!男性編はこちら↓
1ヵ月で10キロ落とすダイエット方法~女性篇~
【今より10キロやせたら・・・】
「今の体重より10キロやせたら……」と夢みる女性の方は多いと思います。10キロやせたら、ほっそりしてきれいになるだろうなとお考えになる方も多いでしょう。

たしかに、それだけやせられれば、かなりきれいになることは間違いありません。体型がしぼられたことによる外面の美しさと、やせた喜びがもとになって、表情がやわらかく明るくなることで、みちがえるようにきれいになることが多いのです。
10キロやせることはけっして難しくはありません。
ただ、体重が40キロ台の方が10キロやせるとなると、それは健康上の問題が起こってきますのでおすすめできません。
せいぜい5キロまでにすべきでしょう。
ここでは、現在の体重が50キロ台後半以上、体脂肪率が20パーセント台後半以上の方をモデルケースとして考えていくこととします。
スポンサーリンク
【実際には1か月で10キロ減量は困難】
私のボクシングジムでは、10キロはもちろん、15キロ、20キロの体重減を果たした女性がいらっしゃいます。
ただ、短期間に急激に落としたのではなく、1年、2年といった長期間でそれだけ落としています。時間をかけて筋肉を作り、じっくりと体型をしぼり、体重を落とすことで、リバウンドしにくい体質と体型に仕上げています。
では1ヵ月という短期間で10キロ落とすことは不可能でしょうか。それはありません、可能です。
ただ、正直に申し上げますが、1か月で急激に10キロ落としても、その体型を維持することは難しいのです。落とすことよりも、維持することのほうが難しいといっていいでしょう。少し気をゆるめるとたちまちリバウンドが起こります。

そのため、ジムでは、短期間の体重減は「減量」、長期間かけて肉体改造をする方法を「ダイエット」と分けて考えています。
短期間の減量は、試合に出る選手が行なうものであり、一般の方にはおすすめしていませんが、何らかの事情がある場合、たとえば「1か月後に同窓会があるのだけど、こんな体ではしても出られない」など、一時的でいいから1か月で10キロ落としたいと思われる方に、その方法を解説いたします。
【それでも1か月で10キロ落とす方法】
基本方針として、食事内容の変更と、運動を毎日続けることの両面で体重を落としていきます。
食事内容ですが、まず、間食を一切やめてください。
お茶や水を飲むことは問題ありません。むしろ水はできるだけ多く飲みましょう。

水を多く飲むことで代謝機能が活発になり、体内の老廃物がスムーズに排出されます。
食事は、3食を規則正しい時間にとることを理想としますが、多少時間がずれることはしかたないでしょう。
食事内容は厳密なカロリー計算をすることは必要ないですが、それまで食べていた食事の量を単純に半分にしてください。

最初の1週間は食事量を3分の2ほどにして、翌週から半分にします。段階的に減らすことで体を慣らしていくのです。
食べる際は、噛む回数を多くします。

消化を促進させるとともに、多くかむことで満腹感が早く得られることになります。
次に運動量の増加について説明します。
運動を毎日続けること、運動量を増やすことですが、日常生活において自然に運動量を増やすことと、特別に運動をすることを併行して行ないます。
自然に運動量を増やす方法ですが、できるだけ歩くことです。

朝は早く起きて、一駅分は歩いて電車に乗る、エスカレーターやエレベーターは使わず階段を使うなど、少し目を向ければ運動量を増やす機会は多くあります。
時間にすれば短時間で、こま切れの運動に感じられるかと思いますが、それを毎日続ければ大きな効果が得られるのです。
もちろんそれだけでは10キロ落とすためにはとても足りません。
そこで、特別に運動をすることが必要となります。
運動としておすすめなのは、ロードワークです。
全身を使う有酸素運動であり、景色の変化などを見ながら外を走ることで、室内で行なう運動に比べて単調さを感じることがないので、飽きずに毎日続けることができます。

距離は最初の5日から1週間ほどは3キロ、次の1週間は5キロ、その翌週からは10キロ走ってください。
初日から数日間は体を慣らす、運動に慣れることから始めます。
初日からいきなり10キロ走っても、翌日はその疲労が残っているため同じペースで走ることが困難です。
初日からの3キロは、時間を気にせずゆっくりと走りましょう。疲れたらペースをおとして、早歩き程度のスピードで走ってもいいです。
▼早歩きにもダイエット効果はありますので、詳しくは以下の記事をご覧ください。
ゆっくりのスピードでいいので、3キロを無理なく走れるようになったら、次は距離を伸ばして5キロ走ります。
やはり時間にはこだわらず、ゆっくりと走ればいいです。
その翌週からは10キロを走ります。その10キロですが、一回で10キロを走り通してもいいですし、5キロを1日に2回走ってもいいです。
朝5キロ走って、夜また5キロ走るといった形ですね。
1日のトータルが10キロとなればいいことにします。
雨の日など、外を走ることが難しい日は、代わりの運動としてなわとびを跳ぶことをおすすめします。

跳ぶ時間は30分を1セットとして、最低1セット、時間があれば朝と夜に1セットずつ跳んでください。
この食事量の制限と、運動量の増加によって、1か月で体重を10キロ落とすことができます。
▼縄跳びはトレーニングにもなるほどの運動量になります!以下の記事もご覧ください。
1ヵ月で10キロ落とすダイエット方法~女性篇~!のまとめ
1か月で10キロ落とす方法ですが、いかがだったでしょうか?1か月後までにこの体をなんとかしたいと思って、取り組めば10キロ痩せる事も可能ですが、それを維持することは難しいようです。しかし、やせたという自信が今後、ダイエットをする際に大きな自信になるのではと思います。